甲斐歯科医院
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> コラム >
歯は何のにあるのでしょうか?
非常に素朴な質問ですが、答えも簡単「それは物を噛むためです」。私たちは永いあいだ「歯は物を噛むためにある」という簡単明瞭な常識の上で歯を考えてきました。今日はそのようなことの中からいくつかに焦点を絞って私なりに「噛む」ことの重要さを皆様に訴えてみたいと思います。
歯が自然に抜けやすくなるのは何歳くらいからか?
四十五歳くらい?
六十五歳くらい?
八十五歳くらい?
厚生省の統計や歯科医師会の統計など色々な数字がでていますが、答えは1番です。やはり四十五歳くらいからが「危険な年齢」と言えます。なぜなら若い頃の虫歯に代わって、所謂中年すぎから歯槽膿漏の罹患率が多くなり、来院された時にはすでに手遅れで抜歯以外に方法がないというケースが多くあるからです。いつも注意申しあげていることですが、歯槽膿漏は気がつかないうちに少しずつ進んで、ある程度ひどくなるまで症状がないことが手遅れになる最大の理由です。
下の図は、年齢と歯の喪失の関係を表わしたグラフです。ご覧になると四十五歳くらいから歯が無くなるカーブが急になっているのが分かります。このような歯の喪失を防ぐためには、症状がなくても定期検診を受けることが大事なことになってきます。良く噛めるめる人は八十歳過ぎても、社会生活が一人で出来る可能性が大きいようです。やはり噛めるということは、人間にとって基本的な大事な条件の一つです。
この事実は東京都文京区歯科医師会が八十歳から八十四歳の高齢者を対象にして調査した「生活の自立度調査」表にもよく表われています。「よく噛める」ことが年おいてからの生活にいかに大事なことかよく分かります。
噛むことによって食物の咀嚼がスムーズに行くことは勿論ですが、それ以外にも色々の効用があります。
例えば、脳内ホルモンの分泌をよくし、脳の血液循環を促進しボケの予防、脳卒中予防、記憶促進、ストレス解消など、その効果は素晴しいものがあります。では、よく噛めることはどのような結果を体にもたらすのでしょう。
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噛むことの三大効用