甲斐歯科医院

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自由診療のみの歯科医院 甲斐歯科医院 熊本市下通り1-11-8

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お口拝見インタビュー
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お口拝見インタビューVol.1
平田世々子さん 人吉市在住
平田世々子さんは平成元年六月より歯の治療のため当医院に来院、その後、熱心に治療に専念されました。この対談は治療完了後、ご本人と当医院の歯科衛生士との対談の記録です。
その当時から既に十五年余の時が経ちましたが、毎年毎年各シーズンごと一回、必ずお口の中の定期検診と清掃のために来院されております。現在のお口の中の状況は、最高に健康で清潔、毎日の食生活を楽しんでおられます。
2005年9月1日(木)
Q:平田さんは人吉から通院していらっしゃいますが、当院へおみえになったきっかけは何だったのですか。
A:昭和61年頃クラス会に出席した時、ある友人と再会しましたが、その時の友人の口元が自然で入れ歯をいれている感じが全くなく、非常に良い印象を受けました。それで、口元がきれいな理由を尋ね、甲斐歯科医院を紹介してもらったのです。人吉からの通院になりますからね、時間的にも、費用的にもさらには体力的にも続くかどうかと不安を抱いていました。そこで、同じ人吉に住む妹も誘ったのです。妹も歯のことでは随分と苦労していましたし、2人一緒だったら続くだろうと思ったわけです。
Q:初診の時の症状はどのような状態だったのですか。
A:平成元年の6月に初めて受診したのですが、その2、3年前から前歯の痛みがあり、初診の頃には歯ぐきから血膿がでるまでになっていました。当時は口の中に異臭があり、気持ちが悪かったですね。本当は前歯が痛み出した時に来院したかったのですが、なかなか踏み切れずにいたのです。
Q:それまでの治療はどのような感じだったのですか。
A:歯科医院へはよく通っていましたね。しかも、少しでも自覚症状があらわれるとすぐに足を運んでいました。初めて歯の治療をしたのは小学校5年生の頃で、その時、前歯へ金歯を入れたのですが(当時はそれが格好良かったんですよ)あっという間に他の所も悪くなり、金属冠で治療してましたら獅子面のようになってしまいました。以来、歯科とは縁が切れずに度々通院していました。2、3年前から前歯の痛みを覚えるようになった時も地元の医院へ通っていたのですが、薬と治療の繰り返しで、今から思うと一時しのぎの治療だったのでしょうね。
Q:歯のことでは随分と苦労されているんですね。
A:はい、歯のことでは59年間泣かされてきました。そもそも、私は生まれた時から歯が弱かったようです。それというのも、母が妊娠中につわりがひどく、甘いものばかり食べていたそうで、その時の栄養不足が私の歯に出てきたみたいなんです。最も昔は、歯の衛生に関する情報も少なく、歯の磨き方にしても今のようには行ってもいませんでしたよ。
Q:以前はどのようにブラッシングをしていたのですか。
A:金冠を磨くと、それが削れてしまうと聞いたことがあり、歯ブラシには自然毛(狸毛)のものを使ってそっと磨いていました。その歯ブラシをこちらへ持参した時、甲斐先生が吹き出されました。それは1年程使っていましたし、回数も1日1回、寝る前に磨いていたくらいです。今から考えてみると、全然磨けていなかったですよね。昔のような思いは嫌ですから、今では毎日必死で磨いていますよ。
Q:具体的な手入れ法はどんな感じですか。
A:朝は義歯をはずし歯ブラシを使って10分くらい磨きます。その後、デンタルフロス、歯間ブラシを用いてさらに10分間、丁寧に手入れをします。昼と夜は簡単に済ませます。本当は、夜寝る前にしっかり磨いた方が細菌の繁殖もおさえて効果的なんだそうですが、夜は眠くなってだめなんです。朝型の生活習慣があるので、朝だったら時間をかけて磨けるのですが。
Q:ところで、よく歯ブラシを購入されるそうですね。
A:はい、私は3日に1本の割合で交換しています。また、気が向いたらすぐにブラッシングができるように、台所や居間などにも歯間ブラシなどをセットして置いていますし。加えて、主人や子供、孫の分まで買ってあげるんですよ。
Q:こちらで治療を受けてみていかがでしたか。
A:最初は注射や歯石取りに緊張し、心臓がドキドキしたものです。ところが、次第に当院の治療スタイルや、院内の雰囲気にも慣れ、スタッフの皆さんとお話しできる余裕もでてきました。また、実際に治療して頂いて、待望の仮歯が入った時は、「仮歯のままでいいですよ。」と言ってしまったほどピッタリ入りました。そんな経験をするうちに、今までは入れ歯に自分を合わせていたんだなぁ、とつくづく思いました。しかし、ここでは私の口の中の状態に合った入れ歯を作って頂けるんですよね。
Q:治療期間は5ヵ月でしたが、実に真面目に来院されたようですね。
A:とにかく、一生に一度でいいから真っ白な歯の"皓歯"になりたいという思いがありましたからね。毎週2回、半日〜1日、たまには泊りがけという場合もありましたし、長時間の治療や、治療の際の痛みなど、苦しいこともありましたが、こちらに通って良かったとつくづく思っています。今では口臭もなくなり、人と話す時に手で口元を隠さなくても良くなりましたし。また、旅行が好きで、主人とよく出かけるのですが安心して旅先で過ごすこともできるようになり、大変嬉しく思っています。
Q:その後のケアはいかがですか。
A:「治療が終わった時が、始まりだ。」と治療中、常々甲斐先生に言われていましたので、3、4ヵ月に1回は主人と共に来院しています。その時にレントゲンを撮ってもらったり、磨き残しや歯ぐきの状態、義歯の具合などを診てもらっています。やっぱり、口の中を掃除して頂いた後は、さっぱりして気持ちがいいですね。治療がすんだ時点から、もう5年になりますが、こまめに定期検診に来たおかげで、現在口の中は全く異常がありません。
注釈
「小学校5年生の時に前歯に金冠をいれたのが始まり、あっというまに他の所も悪くなり、すべて金属冠を被せたので獅子面のようになった」と話しておられますが、今から50年前は現在と全く違って、前歯に金冠を被せるのが格好よく美的だという時代でした。また金冠を被せることがステータスシンボルでもありました。そういう訳で昔治療された歯が痛みだして当医院に来院されました訳ですが、まず総ての金属冠をはずしました。そして、治療が出来ないくらいひどい歯は抜歯。また歯の根の先がいたんで周りの骨が空洞になっているところは歯の中からの治療によって骨の再生をはかりました。その他、虫歯や歯槽膿漏の治療など約半年の期間、包括的に色々な治療を行い、総ての準備が整ったうえで、最終的な陶材のブリッジと、はめはずし式の有床義歯[右下顎]を制作して治療を完了しました。「治療完了の時点が口の健康の再スタート時点」という考えで、確実に定期検診を受けられ食生活を楽しんでおられます。
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