甲斐歯科医院
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> 仏師の彫刻技術が入れ歯作りに
(6) 仏師の彫刻技術が入れ歯作りに
このような総入れ歯の製作は一体どのようにして始まったのでしょうか。それは仏師の手によって始まったと言われています。
安土桃山時代のころには仏像彫刻の注文が少なく、仏師が生活の糧を得るために入れ歯を作るようになったということです。やがて入れ歯を作ることを専門にする集団ができ、口中入れ歯師と呼ばれるようになりました。
その一方、入れ歯を作るかたわら、抜歯や口の中の治療を行う者も現われ、彼等のことは歯医者と呼ばれたそうです。
そしてその当時、すでに一般医学を習得し、口腔疾患咽喉疾患を中心に抜歯も行う専門の口中科もあったのですが、入れ歯を作ることはなかったそうです。
この点が口中入れ歯師と口中医との大きな違いと言えるでしょう。口中入れ歯師というのは医学的専門教育を全く受けず、入れ歯製作専門技術の修得を中心に、修行によって技術を磨いていったことになるわけです。
そのような口中入れ歯師が台頭してくるのは、室町末期〜江戸中期になります。江戸中期になると彼等は広く全国に散って営業し、口中医にかかれないような一般大衆の口中治療者として活躍したそうです。
>> (7) 良い総入れ歯の条件とは
高齢化社会と総入れ歯の関係
75歳以上の三分の二の人が総入れ歯
高齢化社会をイキイキと過ごすためには
総入れ歯の歴史
西洋よりも古かった、日本の総入れ歯の歴史
仏師の彫刻技術が入れ歯作りに
良い総入れ歯の条件とは
総入れ歯ができるまで
総入れ歯における自由診療と保険診療の違い
総入れ歯で何が噛めるか
総入れ歯にも必要な定期検診
入れ歯安定剤の是非
入れ歯洗浄剤の効果
最後に