甲斐歯科医院
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> 総入れ歯における自由診療と保険診療の違い
(9) 総入れ歯における自由診療と保険診療の違い
このように、さまざまな調整を重ねながら、時間をかけて総入れ歯は出来上がるものです。
しかし、保険診療の現状では、そのような技術に関しての評価は全くされておりません。
簡単に作っても、長時間かけて念入りに作っても、保険診療では同じに評価されます。
また、大学を出てすぐの歯科医が作った入れ歯も、ながい臨床経験のある歯科医が作った入れ歯も全く同じに評価されています。
歯科医サイドから見れば保険診療で総入れ歯を作るとなると、歯科医として習得してきた総入れ歯製作についての技術を活かすことはほとんど出来ないことになってしまいます。
実は、このことが総入れ歯の質の悪さを決定づけている大きな要因になっているのです。
では、本当に患者さんがご自分の口に合った総入れ歯を作りたいと思った場合はどうすればいいのでしょうか。
その人にあった良い総入れ歯を創る方法は唯一つ。患者さんと歯科医が一体になって心をこめて世界にただ一つしかない、その人のためのオーダーメイドの入れ歯を作り上げる以外に道がありません。
すでに数百万人いるといわれている総入れ歯利用者の中で、保険診療によって総入れ歯を作った方のうち、かなりの割合の方がご自分の総入れ歯に何らかの不満を抱いていると言われています。
しかし、現在の日本の保険制度のもとで、総入れ歯を作るとなると、満足のいく入れ歯ができないということは前述のような理由から仕方のないことなのです。
良い入れ歯の条件を総入れ歯に関して記してみました。
・よく噛めること
・美的であること
・口の中と良く調和していること
・入れ歯をしたことによって他の疾患を引き起こさないこと
・よく発音できること
>> (10) 総入れ歯で何が噛めるか
高齢化社会と総入れ歯の関係
75歳以上の三分の二の人が総入れ歯
高齢化社会をイキイキと過ごすためには
総入れ歯の歴史
西洋よりも古かった、日本の総入れ歯の歴史
仏師の彫刻技術が入れ歯作りに
良い総入れ歯の条件とは
総入れ歯ができるまで
総入れ歯における自由診療と保険診療の違い
総入れ歯で何が噛めるか
総入れ歯にも必要な定期検診
入れ歯安定剤の是非
入れ歯洗浄剤の効果
最後に